「こんな物が欲しい。」
「あんな物があったら、もっと良いのに。」
そんな想いから、Rizu shopインナーのものづくりは始まりました。
私自身が衣類を身につけたときに感じていた違和感。
身体を動かしたときの引っ張られる感覚。
縫い目が身体に触れる感覚。
衣類同士が重なったときのねじれ。
そうした一つひとつの感覚を手がかりに、
「衣類は、身体の動きにもっと寄り添えるのではないか。」
という問いが生まれました。
その問いを出発点に、衣類の構成を見直しながら形にしてきたものが、Rizu shopインナーが製作する**構造インナー**です。
ここでは、その設計思想についてご紹介します。
以前の私は、洋服を選ぶときには、好きなカラーやデザインを重視していました。
けれど、ある時から、衣類を身につけたときに感じる身体の重さや圧迫感が気になるようになりました。
寝転んでいるときには気にならない感覚が、衣類を身につけ、動きだすと気になる。
そう、この動きとは、日常の作業であったり、上下左右に身体を動かした時に感じるものです。
その違いに気づいたとき、
「私は、衣類の何に違和感を感じているのだろう?」
と考えるようになりました。
そこで、持っている衣類を一枚ずつ着用しながら、身体を動かして確かめていきました。
腕を動かす。
前に手を伸ばす。
身体をひねる。
衣類に重ね着で動いてみる。
日常の動作を一つずつ確認しながら、衣類と身体の関係を観察していきました。
衣類を着て動いたとき、縫い目が脇まわりに触れることがあります。
腕を前に伸ばすと、脇に余裕がなくなり、衣類が身体の動きについてこないように感じることもあります。
片方の腕を伸ばしたときに、反対側の生地が引っ張られることもありました。
また、重ね着をすると、衣類同士がねじれているように感じることもあります。
こうした感覚の積み重ねが、衣類の構成を見直すきっかけになりました。
特に、袖口や襟ぐりの衣類の一部を固定することで、身体を動かした際の生地の動き方が変わることがあります。
「衣類が身体の動きに合わせて、もっと自然に動くにはどうしたらいいのだろう。」
その問いを軸に、衣類の構成を見直していきました。
衣類を製作する際、私が特に意識しているのが「生地の方向」です。
縦の生地目と横の生地目。
その向きを確認しながら、裁断から縫製まで、一つひとつの工程を進めています。
① 裁断時の縦横の生地目を確認する
② まち針を打つときの縦横の生地目を確認する
③ 縫製時の縦横の生地目を確認する
特に、②のまち針を打つ工程には、一番時間をかけています。
「ここを少しずらしたら、どうなるだろう?」
そんな小さな違いも確かめながら、丁寧に仕上げていきます。
一見すると小さな作業ですが、こうした積み重ねが、Rizu shopインナーのものづくりにおける大切なこだわりの一つです。
私が衣類の構成を考えるとき、常に意識していることがあります。
それは、
**「人体は立体である。」**
ということです。
私たちの身体は、平面ではありません。
立つ。
座る。
歩く。
腕を動かす。
身体をひねる。
日常生活の中で、身体はさまざまな方向へ動きます。
だからこそ、立体的な身体が身につける衣類にも、身体の動きを意識した構成が必要なのではないか。
私はそう考えています。
衣類を単なる平面的なパーツの組み合わせとして捉えるのではなく、
**「立体的な身体が動くこと」**
を意識して衣類の構成を考える。
それが、Rizu shopインナーの設計思想の一つです。
衣類には、生地そのものの重量があります。
特に、丈の長い衣類や生地を多く使用する衣類では、その重量が衣類全体の構成に関わってきます。
そこで私は、
**「衣類の重量を、どのように配置し、どのように移動させるか。」**
という視点から、衣類の構成を考えました。
衣類の重量を単純に「重い・軽い」と捉えるのではなく、衣類そのものの構造と重量の関係に着目する。
その研究の中で生まれたのが、
**衣類重量の移動に着目した特許技術**
です。
この考え方が、Rizu shop インナーの特許技術へとつながっています。
仕入れた一枚の生地が、一着の衣類になるまで。
その間には、裁断、まち針、縫製という工程があります。
何度も私の手を通り、少しずつ形になっていく。
生地に触れ、動かし、確かめながら仕上げていく。
その工程の一つひとつに、私のこだわりがあります。
「どうすれば、もっと身体の動きを考えた衣類になるだろう。」
その問いを持ちながら、試行錯誤を重ねてきました。
私が衣類を製作するときに大切にしているのは、
**「自分が欲しいと思えるものを、自分の手で形にすること。」**
そして、
**「身体の動きと衣類の関係を、一つひとつ観察すること。」**です。
衣類は、毎日の暮らしの中で身につけるもの。
だからこそ、見た目のデザインだけではなく、
「着たときに、どう感じるのか。」
「身体を動かしたとき、衣類はどう動くのか。」
「衣類同士が重なったとき、どうなるのか。」
そんな細かな部分まで見つめながら、構造を考えています。
こうした長年の観察と試行錯誤。
衣類への違和感を見つめること。
生地の方向を整えること。
立体的な身体の動きを考えること。
そして、衣類重量の移動に着目すること。
その一つひとつの積み重ねが、現在の構造インナーと特許技術につながっています。
「こんな物が欲しい。」
そんな小さな想いから始まったものづくりが、特許という形になりました。
Rizu shopインナーが大切にしているのは、
**身体の動きを考えながら、衣類の構造を見つめること。**
そして、
**自分自身が感じた疑問や違和感を、そのままにせず、形にしていくこと。**です。
これからも、
「こんな物があったらいいな。」
という想いを大切にしながら、衣類と身体の関係を見つめていきます。
それが、Rizu shopインナーのものづくりです。
| サロン名 | Rizu shop inner |
|---|---|
| 所在地 | 奈良県大和高田市市場132-20 |
| チャットで お問い合わせ | 《Rizu shopインナー》公式LINE https://lin.ee/2eB4nJp |
| ご来店方法 | 《お問い合わせ》または、《LINEチャット》で、ご来店の予約をお願い致します。 〜営業日&営業時間〜 土曜日 10:00 〜16:00 |
近鉄南大阪線『尺土』駅南口から徒歩10分の場所にございます。